社会人になってADHDかもしれないと思ったら②(ADHDとは?)
こんにちは。
管理人のこけいです。
前回の記事では、「自分はADHDかもしれない」と気づいたきっかけを書きました。
今回は、ADHDに対する私の考え方をお話したいと思います。
*私の場合はADHD疑いであり、診断を受けたわけではありません。また、今後紹介する内容は全て自己流です。あくまで私の場合の体験談になりますのでご了承下さい。
◯ADHDかもしれないと気づいてから
「自分がADHDかもしれない」と思うようになってから、まずはADHDのことを詳しく調べました。
◯そもそもADHDとは?
注意欠陥・多動性障害(ちゅういけっかん・たどうせいしょうがい、英: Attention-deficit hyperactivity disorder、ADHD)は、多動性(過活動)や衝動性、また不注意を症状の特徴とする神経発達症(発達障害)もしくは行動障害である。
引用元:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/注意欠陥・多動性障害
名前の通り、主な症状は不注意、衝動性から来る様々なことです。
そしてこれは病気ではなく遺伝的な脳の機能によるものと言われています。
◯私の考えるADHDの捉え方
ADHDと聞くと、多くの方は
「脳の病気」
「発達障害」
と思われているかもしれません。
確かにそのような一面もありますが
私の場合は、これを1つの「個性」と考えました。
私は保育士の仕事をしているので、職業柄子どもの発達障害の勉強もしてきました。
その際、講師から教えていただいた言葉に
「人には必ず脳の偏り、傾向がある」
というものがありました。
発達障害と言えば、ADHDや自閉症スペクトラムなど様々な名称があり、一定数の方がこれに当てはまり支援を必要としています。
一方で、診断を受けていない気になる子、いわゆる「グレーゾーン」のお子さんも少なくありません。
多くの支援が必要なわけではないものの、ある程度助けがいる子どもたち。果たしてグレーゾーンの子どもたちは発達障害の診断を受けるのでしょうか?
そもそも世の中には
ポジティブな人、ネガティブな人、誰とでも気兼ねなく関わる人、慎重な人、怒りっぽい人、一人で作業をすることが好きな人…
いろんな性格、考え方、価値観があります。
その中で、
「忘れっぽい」「飽きやすい」「うっかりしてしまう」
という人も少なくないと思います。
しかし、これらの人が発達障害かというとそうではなく、それぞれの度合いに差があると思います。
これが「脳の傾向」ということです。
多動性の傾向がある。自閉的な傾向がある。
どちらの傾向も併せ持っている方もいると思います。
そしてこれらの脳の傾向の度合いによっては
支援が必要になってきます。
自分の場合に当てはめて
私にもADHDの傾向があると考えることにしました。これが私の個性だと、まずは受け止めてみたのです。
なので病院に行って診断を受けることもやめました。私の場合、診断を受けて支援が必要なほど深刻ではないと思ったからです。
(症状の度合いによっては治療が必要な場合もあります)
皆さんはどうでしょうか?
この記事を読まれているのなら、もしかしたら自分の至らなさを責めて、自信を無くし、自分のことを嫌いになっているのではありませんか?
こんな自分は嫌だ、消えてしまいたい、と。
辛いですよね。私もそうでした。
でも、本当はそんな自分を誰かに受け止めてほしい、認めてほしいと思っているのではないでしょうか?
もしそうであるならば、
まずはご自身が受け止めてあげてください。
「辛いよね。苦しいよね。
でも大丈夫。自分だけが特別なのではない。
私に苦手なことがあったように、他の誰かにも苦手なことがあるよ。他の誰かが輝くように、私にも輝けることが見つかるよ。」
一緒に乗り越えていきましょう!